イチジョウ23話

この22話と23話、萌がつまりすぎている…。
感想です。ネタバレのみ。


一条は、どんな仕事であれ本気で取り組んでいる者に対して、決してバカにしたりしないのだと思いました。しかし、努力しないで「何も積み上げてこなかった」奴に対しては、厳しいというか軽蔑する気持ちもあるのかもしれない。それはきっと、一条本人が自分に対して厳しいうえに、成り上がるために努力してもがいているからだと思います。

だからこそ一条は、ニート状態の村上がどんどん楽な方へと流れていく姿勢に腹が立つのだと思う。一条にとって村上がどうでもいいやつだったら、すぐに見限ってそれで終わりな気がする。でもそうじゃないから、村上のためにジョイクルーで働かないかと誘ってみたり、ピザ屋の面接に半ば強制的に行かせたりするのかなと。
まあ、一緒に暮らしている時点で一条にとって村上はどうでもいい存在なわけなさそうですが…。

上京初日の夜、不安な一条を無意識で励ましていた村上。
村上は、一条本人も気づいていない(不安の方が強かったため)期待とか希望に共感していたのかなと思います。
一条もそんな村上によって、目が覚めたというか…前向きな思考に戻れたはず。
きっと村上は意識的・無意識的にかかわらず、ネガティブな方向に向かいがちな一条を立ち直らせて、ポジティブな方向へ導く力があるのかもしれません…。

一条は村上が面接で落ちたと伝えた時も、特に何か言うわけでなく「そうか…残念だったな……」と受け入れています。きっと、村が本気で挑戦した結果面接に落ちて、それなら仕方ないかと思ったのかと。

しかし村上がどこかホッとしているのを感じて、本気で向き合っていた訳ではなかったと悟ったあとの、あの一条の表情に……本当に…。どんな表情をしていたのかを知るのは村上のみ、というのにも込み上げてくるものがあります。
このシーン、うまく言葉にできないけど、私に刺さりまくってヤバいです。

哀の表情なのか、失望したような顔なのか、はたまた怒りなのか、色々と妄想の余地はあるけれど、なによりも一条の表情一つで村上が今までの態度・行動を改めたというのが、本当に好きです。

一条には村上がいないとダメだと思っていたけど、村上もまた一条がいないとダメなのだと思った。お互いの行動や感情に大なり小なり影響を与え合っているというか、この2人で成長している感がもう大好きというか、萌えしかない。

スピの村上と一条の関係性が好きすぎる。このままお互いに影響しあって、成長してほしい。
スピ軸と破録軸が繋がっていると考えると、めちゃくちゃ辛いですが…別れが確定している未来があるというのは、、、

前も書いたかもしれないけど、このスピの最終回がどういう風になるのか、めちゃくちゃ気になるので読んでみたい。でも連載は長く続いてほしい、といううジレンマを抱えている。

村上が帰ってこなかった二日間、一条もきっと心配していたのでは、と思う。

以下細かいネタの話

ジョイクルーバイト中の一条の貼りついた笑顔が完全に営業用だな…と思いました。スピ1話でカジノ客へ向ける笑顔と同じなので。
営業用でない時はもうちょっと眉が上がってる気がします。あのカレーバイキングを食べに行く回の、カレー食べてる村を見る笑顔は自然な感じがします

村上に撫でられてるモモ太の顔が、安心しきっている感じでかわいいです。
モモ太をつい構っている一条もかわいい。世話しないからな!って言ってたけど、村上がいないときはきちんと世話してそう。なんだかんだ世話やきというか。面倒見がいいんだなと思った。村上に対してもですが。

新しいバイト先、パン屋さんか!という感じです。ネットミームを感じない訳ではないが、あまりにも似合いすぎているのでパン屋さんで働く村上をもっと見たいです。これから2人の朝食はパンが多そうですね。あと金欠になった時も賄いでなんとかなるのかもしれない。

決まりました…!パン屋バイト……!のコマの村上の顔かわいいな!?
最後のページのデニッシュ食べてる一条もかわいい。ツヤベタないの珍しい。

次回の掲載は1号になっていたけど、モーニングの1号の発売日っていつですかね!?まさか来年ではないよね?
二週間後だと思って楽しみにしています。


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