「エゴイスト」

映画「エゴイスト」感想

※ネタバレあり


先日公開された、鈴木亮平と宮沢氷魚の映画「エゴイスト」を観てきました。
鈴木亮平のインタビューが話題になっていて、それを読んで気になったので鑑賞。

映画は面白かったのかどうか今でもよく分からん。
画面の構図の問題かも?ドキュメンタリー風にしてるんだろうけど、アップが多いのがどうしても気になってしまった。
三半規管弱い人は耐えられないかも。画面酔いするタイプの映像。
その点が気になってしまって…

後半にある浩輔(鈴木亮平)が自販機で飲み物を買うシーン。手元は映らず、音と動作だけで自販機で飲み物を買って小銭をぶちまけてしまう、という状況がわかる場面。
個人的にかなり印象的なシーンなんだけど、それまでにずーっとアップが続いてるので、そのインパクトが少し薄れてしまった気もする。

寄りの画面が多いことの不満を書いたけど、いいこともあった。
目元の表情や微妙な変化がよくわかって、鈴木亮平の魅力がダイレクトに伝わってきた。
あの瞳が…私は好きですね、、、
あと、耳がセクシーだと思った。耳の形?つき方?あの造形が良いと思う。

萌えた場面たち(記憶はあやふやですが…)
・龍太が帰り際に「俺のこと好き?」って浩輔に尋ねると「きら〜い」って冗談ぽく言われて、「大好きなくせに」って返すところ
このやりとりが、お互いに大好きって分かり合ってないとできないよな…と思って萌えた。

・寝ている龍太の手にハンドクリームを丁寧に塗ってあげる浩輔
なんか…濡れ場並みにエロティックな感じがした。なぜか。

・折角2人で会ってるのに、疲れて眠ってしまった龍太のことを優しく見守る浩輔
ここは原作でも丁寧に描かれてたけど、かなり好きだ〜〜!この後の展開を思うと辛いけど!原作では、浩輔は龍太の寝顔の写真を会うたびに撮って、どれも微妙に違ってて良いと思っていた。愛が伝わってくる

・客に会う前にガム噛んでる龍太
せつなさが増し増しになっちゃう

映画見て、即原作も読みました。どちらも見て、高山真という人物についてもっと知りたいと思った。
ブログを読み漁ってたけど、このブログ開設されてるのが2007年10月からで、龍太との別れの直前に始まってるんだよなあ。
なので、当時の臨場感というか…高山さんの感情がちょいちょい現れてて読み応えあります。
あと文章もかなり面白い。気になったのでエッセイ「恋愛がらみ。」を買ってみました。
後日読んでみます!

余談ですが、映画は濡れ場が想像してたより多かった。R-15ってここまでやっていいんだ!?という新しい発見もあった。
性器が映らなければR-15なんだっけ??レーディングがよく分からない…

0