あのラストが本当に辛すぎる。劇中劇とリンクする感じが、とても辛い。初見の時は何度もこれからハッピーエンドになるよね??と期待してしまった。ユンが実は生きてましたって描写あるよね?と思ってエンドロールが終わるまで待っていたが……。初回はめちゃ驚いてしまってただただ悲しかったけど、2回目とか落ち着いてみると、フラグ立ってるなとは思った。。。
ユンのことをずっと待ってるフンの様子が一番辛かった。フンは、彼の両親が亡くなった時と同様に、舞台に立っていたためにユンの死にすぐ気づけない。というか、しばらく分からないのではないだろうか。ユンの家を訪ねても、そこにあるのは空っぽになった部屋。何かあったのではと思い、彼女の家やガー姉御を訪ねて初めて知るとか・・・。もしかしたらその時はユンの死後からだいぶ日数が経っているかもしれない。
ああ、こういうこと考えると、とても辛い。
彼らが一緒に過ごした時間は、あの停電の日の一晩。でも、きっとかけがえのない時間だったのだろう。ユンは、カイルオンの奏者(伴奏者?)として人生をやり直そうと決意したわけだし……
スパンコールのキーホルダーと、象のペンダントはどうなるのだろう。お互いに渡せないままになってしまった。ユンに渡せなかった象のペンダントは、フンにとってタイムトラベルのかけらになるはず。見るたびにユンを思い出して欲しい。
メイクしながら、箱を眺めて微笑むフンの顔がめちゃ好きだ。そしてそれに対して、何かあったのねってすぐ気づいちゃうヴァンも好き。
ユンと出会った後のフンが、役者としての才能を開花するところとかも、、辛い。失恋しろ、っていうのは伏線だったのかと最後に気がついた。「くじに外れると愛に当たるよ」って言われた時の嬉しそうな表情とか、ユンの部屋を出た後、ドアの横に立ってる様子とか好き。もう完全に恋してる顔だよ……。ユンもさあ、なぜかフンをベッドで寝かせてるし。女友達は床なのに。何かしらの特別な感情があったんですかねえ。
腐女子だから妄想するけど、ユン×フンなんだよなあ。ユン→←フンだね。ハッピーエンドだった場合(ユンが死なずに、劇団の奏者として活躍する)の未来ばかり妄想してしまう。
これは完全に捏造だけど、フンの方が年上だと萌える。実際に中の人(?)もフンの方が2歳上らしくぴったりだな!!と思った。